アルツハイマーの初期症状について

アルツハイマーとは

1905年、ドイツの病理学者アルツハイマーが進行性の記憶障害をともなった痴呆患者を報告しました。 このことが、アルツハイマー病の由来です。 アルツハイマーは45~65歳に発病する大脳の萎縮性疾患で、痴呆に伴う失語、失行、失認がみ・・・

アルツハイマーの原因

アルツハイマーの原因にはいくつかの説があります。 β(ベータ)アミロイドというタンパク質が脳内の組織に蓄積し、脳の神経細胞が死滅。 脳(特に大脳皮質)が極端に萎縮し、痴呆発症へ至るという説が有力です。 βアミロイドは正常な人におい・・・

アルツハイマーの症状の段階

アルツハイマーの症状には下記のような段階があると言われています。 ・軽度認知障害(アルツハイマーの前触れ) 知的能力の低下の2~3年前から、軽度の人格変化(頑固になる、自己中心的など)、不安・抑うつ、睡眠障害、幻視妄想などが起こり・・・

認知症とアルツハイマー型認知症

認知症とは、脳の知的な働きが様々な病気によって低下し、記憶や判断力に障害が起こり、日常生活に支障をきたす状態を指します。 物忘れとは違い、体験の全てを忘れてしまうといった症状が起こります。 通常の老化よりも早いスピードで神経細胞が・・・

アルツハイマーの治療薬

現在、アルツハイマーの症状の不眠、易怒性、幻覚、妄想などに効果があり、病気をある程度遅らせる薬もでてきています。 初期症状での対処で深刻な事態を防ぐことができるようになっています。 アルツハイマーは、脳の神経伝達物質であるアセチル・・・

アルツハイマーの受診

アルツハイマーや認知症の専門医がいるのは多くは精神神経科や神経科ですが、医療機関によっては神経内科、老年科などの場合もあります。 「物忘れ外来」という名称である場合もあります。 かかりつけ医がいる場合は、そこから専門医を紹介しても・・・

軽度認知障害の診断

アルツハイマーの診断、治療の場で現在注目されているのが軽度認知障害(MCI)です。 アルツハイマーの前触れである軽度認知障害(MCI)は、アルツハイマーの早期診断と早期治療の面から注目されています。 軽度認知障害の診断は、認知機能・・・

アルツハイマーでの脳の変化

アルツハイマーの脳内で起こっている変化には下記のようなものが挙げられます。 ・大脳皮質の著しい萎縮(小さくなること) アルツハイマーでは、脳全体、特に側頭葉や頭頂葉が萎縮していきます。 成人で通常1,400グラム前後の脳が、発症後・・・

アルツハイマーの画像診断・CTとMRI

アルツハイマーの画像診断は、解析手法の発達によって従来の除外診断、鑑別診断としての検査から、発病前の診断を行う検査としてその重要性を増しています。 また、アルツハイマーの治療薬の登場でアルツハイマーの早期診断が必要となっています。・・・

アルツハイマーの画像診断・PET

CTが開発されて体の横断断層像が得られるようになり、画像診断の重要性は飛躍的に増加しました。 さらにMRIが開発されて、現在、様々な病気の診断に広く利用されるようになりました。 これらの画像診断装置は、病変の形態を画像化することが・・・

アルツハイマーの画像診断・脳血流シンチ(SPECT)

アルツハイマーなど脳の病気は、形状の異常が現れる前、機能の異常が現れることがあります。 脳血流シンチ(SPECT)は、脳梗塞、てんかん、脳腫瘍など様々な病気が原因で起こる脳内の血流異常が分かります。 また、病気の早期診断や、回復の・・・

物忘れ外来

日本は超高齢社会となり、2006年10月1日現在、65歳以上が占める割合は20.8%、平均寿命は男性78.56歳、女性85.52歳になりました。 その一方、85歳以上の3~4人に1人は認知症であると言われています。 物忘れが多くな・・・